オリジナル注染手ぬぐいを作っていただく工場訪問コラム

オリジナル注染手ぬぐいを作っていただく工場訪問コラム

先日、大阪府堺市にある注染手ぬぐいのメーカー、北山染工場さまとの新作手ぬぐいの打ち合わせに行ってまいりました。

新作手ぬぐいのデザインは縁起の良い吉祥文様を用い、日常使いのしやすさや、男性のお客様にも受け入れていただきやすいデザイン、また女性のお客様が男性の方への贈り物として選んでいただきやすいものになります。

細かな模様やグラデーションなどもふんだんに使用されており、注染でこれらのデザインを表現する事は、非常に難しい高度な技術だそうです。「とても難しいですが、なんとかやってみますよ」と仰ってくださいました。
商品化した場合には、オンラインストアや店頭で、その技術の高さや工程を写真などでご紹介し、みなさまにも知っていただければ嬉しいです。


現在、日本各地のお祭りの延期が決定していますが、その影響で手ぬぐいの注文が激減しており、北山染工場さまでも、非常に厳しい状況が続いているそうです。現在、週2〜3日のみ営業されている工場もいくつかあるそうです。

社長の北山さんのお話をお伺いしていると、注染や手ぬぐいに対する強い想い、こだわりが伝わってきて、このような技術や伝統が様々なところで失われているのは、非常につらくて残念に感じました。
良いものを、より多くの方に知っていただける、そのきっかけとなるような、オリジナル手ぬぐいの完成がとても楽しみです。


北山染工場さまの工場は、朝倉あきさん主演の「四月の永い夢」という映画のロケ地としても使用されました。社長の北山さんも登場されていますので、興味のある方は是非ご覧になってみてください。
新しいオリジナル手ぬぐいをご紹介できる日が待ち遠しいです。みなさまも、ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。
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